マンダリン オリエンタル 東京
コンシェルジュ
上野さん
ECC国際外語専門学校
国際ホテルコース
【滋賀県】国際情報高校出身
スケールの大きな仕事に挑む、5つ星ホテルの誇り高きコンシェルジュ
マンダリン オリエンタル 東京
コンシェルジュ
上野さん
ECC国際外語専門学校
国際ホテルコース
【滋賀県】国際情報高校出身
学びを活かして、ハイレベルな要求にも柔軟に対応
私は現在、マンダリン オリエンタル 東京でコンシェルジュを務めています。お客様からのご依頼は、レストランや新幹線の手配、誕生日やプロポーズの演出サポート、時には空港まで忘れ物を取りに行くこともあり、本当に多岐にわたります。高校生の頃から英語が好きで、「英語を使って人を笑顔にできる仕事がしたい」と考え、サービス業の中でも最も水準が高いと感じたホテル業界を志しました。ラグジュアリーホテルの中でもマンダリン オリエンタル 東京は、スタッフ一人ひとりの英語のレベルが非常に高く、「できて当たり前」とされる環境です。当初はその厳しさに不安もありましたが、「自分を成長させるためには高いハードルに挑戦すべきだ」と考え、あえてこの道を選びました。実際に働くなかで強く感じるのは、お客様の反応がそのまま自分の励みになるということです。ご案内したレストランを喜んでいただいたり、名前を覚えて声をかけていただいたときには、「この道を選んで良かった」と心から思えます。日々の緊張感ある環境の中で一つひとつのご依頼に応えることは簡単ではありませんが、その積み重ねが自分のサービスを磨き続けてくれると感じています。
ECC国際外語で磨いた英語が、国際的な現場での自信に
宿泊客の8割以上が海外からのお客様なので、英語を使う場面は日常的にあります。メール対応や会話で正確に伝えることが求められ、ECC国際外語で学んだホテルイングリッシュの授業が今も役立っています。丁寧な言葉遣いや接客に直結する表現を繰り返し練習したことで、現場でも落ち着いて対応できるようになりました。実際に働くなかで、先輩スタッフが授業で学んだ表現をそのまま使っているのを見て、「本当に現場で使える英語を学んでいたのだ」と実感したこともあります。また、就職活動の際には担任の先生が春休みにはほぼ毎日サポートしてくださり、大きな励みになりました。今でもホテル業界で働くECC国際外語の同期と互いのホテルに泊まり、サービスを体験しながら意見を交換しています。仲間の存在は、私にとって大切な財産です。
日本文化を伝える“プロフェッショナル”を目指して
これまでの仕事で特に印象に残っているのは、日本文化を英語で説明する難しさです。茶室や相撲、着物について尋ねられた際に答えられず、日本人でありながら伝えられなかった悔しさをバネに、文化理解を深めようと努めてきました。今では「日本の魅力をもっと正しく、わかりやすく伝えたい」という思いが、日々の学びの原動力になっています。加えて、ヨーロッパにあるグループホテルでも働きたいという夢があり、中国語の勉強にも力を入れています。多言語を駆使し、幅広い文化に触れながら成長することで、より多様なお客様に満足いただける存在を目指しています。進路を考える高校生の皆さんには、「憧れを大切にしてほしい」と伝えたいです。私自身、マンダリン オリエンタル 東京という憧れの場所に飛び込んだからこそ今があります。不安や怖さがあっても、その先にしか見えない景色があります。だからこそ、自分の“なりたい姿”や“やってみたいこと”を信じて、まずは一歩、踏み出してみてください。













