株式会社ジェイエア
客室乗務員
石丸さん
ECC国際外語専門学校
海外インターンシップコース・エアライン専攻
【大阪府】西高校出身(現:桜和高校)出身
一度は諦めた夢
再び追いかけCAに。
株式会社ジェイエア
客室乗務員
石丸さん
ECC国際外語専門学校
海外インターンシップコース・エアライン専攻
【大阪府】西高校出身(現:桜和高校)出身

コロナ禍が遠ざけた夢。「やっぱりCAになりたい」思いを実らせCAに。
小学生の頃、映画「ハッピーフライト」と出会い、CAに憧れを抱きました。テレビで放映されるたび「自分もあの世界で働きたい」と、夢中で観ていたことを覚えています。英語が得意だった私に「英語力を活かせる仕事に就いてみては」と母が勧めてくれたこともあり、CAを目指してECC国際外語に入学しました。英語力は少人数制のレベル別授業のおかげで成長し、ヘアセットからメイクまで美しい身だしなみに整える技術も教わりました。しかし就職活動はコロナ禍と重なり、航空業界の多くが採用を中止していたため、卒業後は海外営業に就職しました。1年ほど経った頃、夫のお見送りで訪れた空港で、空の旅を支える人々の姿に胸を動かされました。「もう一度CAを目指そう」と再び夢を追いかけることを決意し、コロナの終息とともに再開された試験で合格することができました。憧れのCAになれた今、とても嬉しく思います。

海外留学で学んだ「置かれた場所にとどまらずに咲く」
在学中、カナダでのインターンシップ経験は、自分自身の成長に繋がりました。空港のラウンジ勤務が決まり、当初は戸惑うことも。上司や先輩へ「他の業務も経験したい」と積極的にお願いしたことで、英語力を要するリカーの業務を任せていただくなど、仕事の幅を広げる機会を得ました。この経験は「どこで働くかではなく、どのように働くかが大切」と考えるきっかけとなり、今でも心に留めている「置かれた場所で咲く」という言葉に繋がっています。これは「自己分析」の授業ノートに書き留めた言葉です。入学当初、先生のご指摘に「自分自身の未熟さ」を感じ、悔しかったことを覚えています。 先生は一人ひとり的確なアドバイスを下さり、就職活動の際には「そのままで大丈夫だから行っておいで」と背中を押していただきました。自己分析を重ねたノートはまさに「自分辞典」。今も宝物です。再びCAを目指した際も、志望理由や自分の考えを見つめ直せたのはノートのおかげです。「今の自分は頑張っている」と過去の自分に励まされ、再び夢を目指す力となりました。

「飛行機はタスキをつないで飛んでいる」同級生の姿に胸熱くなった日。
乗務中、悪天候のため出発した空港へ引き返したフライトがありました。その便に搭乗されていたお客さまの手続きは、ECC国際外語でともに学んだ同級生がグランドスタッフとして対応しており、その姿に胸が熱くなりました。機内のみならず、こうして一便一便タスキをつないで飛行機を飛ばしているのだと再認識した出来事となりました。これこそ、航空業界の魅力の1つだと思います。同級生とは今も交流があり、先日も10人近く集まって食事へ出かけたり、お互いの結婚式へ参列する仲です。コロナ禍の就職活動など、困難を団結して励ましあった日々は宝物です。夢を叶えた今、この学校で仲間とたくさん笑い、涙したことに心から感謝しています。現在は先任資格の取得、アナウンスレベルの向上に向け練習中です。これからもCAとして長く働き続けたいと思います。