コンラッド大阪
エグゼクティブラウンジ マネージャー
糸川さん
ECC国際外語専門学校
ホテルコース(2年制)
ゲストの心に寄り添い、心を満たす。それがホテリエの仕事。
コンラッド大阪
エグゼクティブラウンジ マネージャー
糸川さん
ECC国際外語専門学校
ホテルコース(2年制)

ホテルマネージャーとして、ゲストへ特別な滞在を提供
私は現在、コンラッド大阪のエグゼクティブラウンジのマネージャーを務めています。エグゼクティブルームやスイートルームにご宿泊のお客様がラウンジを利用されるのですが、専用のチェックイン・チェックアウト、こだわりの朝食やアフタヌーンティー、イブニングカクテルの提供、レストランやタクシーの手配など、お客様一人ひとりの滞在をより快適で特別なものにするためのサポートを行っています。一流のホテリエに必要なのは、言葉にしなくてもゲストの求めることを察し、時には会話を楽しみ、時にはそっと見守る「人間力」だと考えています。毎年クリスマスに訪れるご夫婦で、結婚記念日を大切にされるお二人に、6周年の際には手描きのイラストを添えた6のチャーム付きベア、翌年は7のチャーム付きベアをお渡ししました。後日、お二人から感謝のお手紙をいただき、「家に大切に飾っています」と書かれており、仕事で迷った時などにお手紙を見返して、「私の接客が、お客様の人生の一部になれている」と励まされています。また、後輩の育成にも力を入れており、日頃から「観察力」の重要性を伝えています。仲間との絆も大切にしながら、日々成長を続けています。

“挑戦する勇気”を持てた、ECC国際外語での学び
実は、私はもともと人前で話すことが苦手でした。就職活動が始まったばかりの頃、何度も模擬面接を重ねる中で、うまく言葉が出てこなかったり、回答に詰まったりすることもあり、「私、本当にホテルで働けるのかな」と不安を感じることもありました。そんな時、面接を担当してくださっていた、キャリアセンターの先生から「大丈夫、あなたならできるよ。」という言葉をかけていただき考えが大きく変わりました。その言葉に背中を押されてからは、少しずつ「間違ってもいいから、まずはやってみよう」と思えるようになり、自然と表情や話し方にも自信がついてきました。また、ECC国際外語で出会った仲間の存在も、大きな支えになっています。今でも定期的に集まり、お互いの働くホテルに宿泊して、サービスを体感しながら学びを共有しています。ECC国際外語での学びがあったからこそ、何事にも積極的に自信をもって取り組む姿勢が身についたと思います。

宿泊部長を目指し成長しつづける
今後は、エグゼクティブラウンジのマネージャーとしての経験を深めながら、さらに幅広い視点でホスピタリティを追求していきたいと考えています。サービスの質を高めるために、新しい知識や技術を学び続けることが大切だと実感しています。特に、ヒルトングループ内のバリスタコンテストへの挑戦は、私にとって大きな経験となりました。コンテストに出ると決めてからは、ホテルのレストラン内にあるエスプレッソマシンで試行錯誤しながら練習を重ねました。その結果、ヒルトン東京ベイで開催された日本・韓国・ミクロネシア地区のバリスタコンテストで2位を獲得。初めての参加で結果を残せたことで、「挑戦しなければ何も得られない」ということを強く実感しました。挑戦には不安がつきものですが、一歩踏み出すことで新しい可能性が開け、自分の成長につながると信じています。最終的には宿泊部長として、ホテル全体のサービス向上に貢献することが私の目標です。これからも学び続け、さらなる成長を目指していきます!