保育だけでなく英語を学んでいたからこそこの仕事に出会えた
キンダーキッズインターナショナルスクール
保育士
佐々木さん
こどもたちや先生との会話は常に英語
いまは2歳児クラスの担任と保育リーダーを兼任しています。ECC国際外語在学時に保育士資格を取得したので、保育士としての立場から他の先生たちに発達段階に応じた遊び方やこどもへの接し方などを提案したり、保護者の対応にあたったりすることも多く、卒業後に公立の保育所で公務員として11年間勤務していた経験も役立っています。再就職するにあたり、ECC国際外語で学んだ英語を活かせる職場はないものかと探したところ、在学時に保育所実習でお世話になったキンダーキッズに就職することができました。英語に関しては、当時英会話の授業でネイティブの先生方と英語で話した経験が今も活きています。現在も日本人保護者とのコミュニケーション以外は常に英語を使用する環境のため、ネイティブのスタッフとのコミュニケーションを通して常に英語力の向上に努めています。もちろん、こどもたちとの会話もほとんどが英語。始めは泣いてばかりいたこどもが、 “Help me please.”とアピールしたり、 “Excuse me. I did it!”と言いながら制作物を見せてくれたりするのがすごく嬉しく、こどもの成長の早さに日々感動しています。
「多様性」が身につく学びがある
ECC国際外語の授業の中で、特に役立っているのが「児童英語教授法」です。楽しく英語を学ぶためにはどうすればいいのかをロールプレイング形式で学んでいくのですが、「見えた!見えた!何、見えた?」と素早く尋ねると、今まで横を向いていたこどもが興味を持ち出すという手法は今も活用しています。キンダーキッズの先生は日本人と外国人が半々くらい。そのため文化の違いを感じる場面がたくさんあります。たとえば「アリは何を運んでいるのでしょう?」という問いに対し、私なら「砂糖」と答えますが、ウガンダの先生は「虫」、フランスの先生は「チーズ」と答えます。インターナショナルスクールにはさまざまな国のスタッフが在籍しているので、こどもたちもこれからの時代に欠かせない「多様性」が身につくことでしょう。保護者の方から、こどもの発音が良すぎて分からないと言われたときは、インターナショナルスクールで学ぶ環境の素晴らしさを実感。小さい頃から本物の英語に慣れ親しむことは大切です。
将来はハワイやカナダでも働いてみたい
日本の保育所はゆっくり丁寧に見守っていきますが、キンダーキッズは「とりあえずやってみる」。失敗を恐れずどんどん学んでいくので、こどもたちの成長は非常に早いと感じます。また、こどもに対しても、スタッフ間のコミュニケーションにおいてもポジティブワードが非常に多く、一人ひとりを大切にしている雰囲気があります。日々の仕事の中で、こどもたちはいつも元気を与えてくれます。私の段取りが悪かったり、課題に出した制作物が難しすぎたり、こちら側が失敗したなと思っても、一緒に楽しんで、課題に取り組んでくれます。このように共に成長していけるというところが保育所、そしてインターナショナルスクールの面白さではないでしょうか。私はECC国際外語で英語を学んだことで、インターナショナルスクールで働く機会を得ることができました。保育だけではなく英語も学んでいて本当によかったと思います。キンダーキッズには海外校もあるので、将来は海外での保育も経験したいと思っています。