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吹井 吹井

キンダーキッズインターナショナルスクール 神戸シーサイド校


吹井さん

ECC国際外語専門学校
こども英語コース/保育士・幼稚園教諭・留学専攻
【兵庫県】伊川谷高校出身

子どもたちが英語を楽しく学ぶ姿が、私の成長を後押しする力に

キンダーキッズインターナショナルスクール 神戸シーサイド校


吹井さん

ECC国際外語専門学校
こども英語コース/保育士・幼稚園教諭・留学専攻
【兵庫県】伊川谷高校出身

「正しい保育」だけでなく、「子どもと楽しむ」姿勢も大切に

インターナショナルスクールで1歳児クラスの保育士として働いています。保育はネイティブスタッフとのペアで行い、日本人保護者とのやりとり以外は常に英語を使っています。1歳児は、初めての集団生活を経て大きく成長する時期にあります。保護者と離れ離れになり一日中泣いていた子どもが数ヶ月ですっかり園生活になじみ、私のファーストネームを呼びながら抱きついてくれたり、笑顔で登園して英語で挨拶してくれたり、子どもたちの成長に毎日元気をもらっています。入社当初は私も不安でいっぱいで、先輩に事細かに指示を仰いでいました。ところがある日、ネイティブのスタッフから「You don't need to worry about it. Just have fun!(何も心配しないでいいよ。楽しんで)」と言われ、子どもたちと過ごす時間を楽しむ大切さを思い出しました。日本人だけでなく外国人スタッフも入り混じる職場ならではの環境で働けることも、この仕事の魅力だと思います。

英語と保育を学ぶ「オペア留学」のためアメリカへ

ECC国際外語で学んだ内容はすべて今の仕事に活かされていて、ピアノや造形、手遊びや絵本の知識は日々の保育に役立っています。とくに印象に残っているのは「児童英語教授法」の授業。折り紙の折り方を英語でどう伝えるか、ハロウィンパーティにはどのようなイベントやゲームをすれば良いかなど、英語を通して子どもたちの保育・教育に携わる際に必要な学びが詰まっていたように思います。在校時には、アメリカでベビーシッターとして働きながら英語と保育を学べるオペア留学へ。現地には1年半滞在しましたが、保育の現場で子どもの家族と関わることで、保護者がどのようなことを知りたいと思っているのか、保護者へのサポートは何が必要なのかなどを学ぶと同時にアメリカと日本の文化や価値観の違いも知ることができました。

英語教育のプロフェッショナルを目指して

子どもたちの成長のサポートだけでなく、保護者に寄り添うことも保育士の大切な役割です。子どもにとってはじめての集団生活は、保護者も不安です。だからこそ園での様子や1日の出来事を丁寧に伝えて保護者に安心感を持ってもらったり、自宅での様子や悩みに耳を傾けたりすることを意識しています。そのおかげか「家でも英語を話すようになりました!」「こんな時はどうしたら良いですか?」と保護者から声をかけられる機会も増え、信頼関係が築けてきたように思います。今後の目標は、英語指導ができる保育士として一人前になること。子どもたちの言語習得においてどのような言葉をかけるのが最適か、どのような活動だと楽しく英語を学べるかなど専門知識を増やしたいと思います。ECC国際外語で知った英語でのコミュニケーションで仲間の輪を広げる楽しさを、子どもたちと味わいながら自身を成長させていきたいと思います。