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田川 田川

英語力が広げてくれた、ビジネスでの活躍の場

NAX JAPAN株式会社

通関士・フォワーダー
田川さん

ECC国際外語専門学校
海外インターンシップコース 国際貿易専攻

国際物流のプロとして、素早く、正しく、丁寧に

通関士・フォワーダーとして国際航空貨物輸送・海上輸送に関わっています。主な業務は、国内の荷主と輸出先の間に立って国際輸送を行うことです。国際輸送とひと口に言っても梱包作業、国内輸送、保管、検査省などの取得、通関手続き、検品など業務は多岐にわたります。とくにNAX JAPANでは生鮮貨物の取り扱いが多く、出荷対応もスピードが命!たとえば夜中に日本の市場に並んだ鮮魚や青果は、空港に輸送して午前中には検品・書類作成・手続きを終え、中国などに輸送します。その日の夜には現地の飲食店に並ぶくらいのスピードと確実性が求められます。短期間で的確な業務を行うためには、荷主が扱う商材や輸出先となる国の輸出入ルールなどに関する幅広い知識が欠かせません。リサーチが大変だと感じるときもありますが、日々新しい知識を得られ、それが顧客や取引先の役に立ったときは大きな喜びを感じます。

インターンシップで培った英語力のおかげで、チャンスが広がって

ECC国際外語では海外インターンシップでカナダに渡航し、ビジネススクールに通いながら現地の不動産会社で働きました。ビジネスシーンで通用するメール文面の書き方や情報の伝え方なども学び、帰国後はTOEIC®︎のスコアも大きく伸びて845点に!その英語力が認められ、入社2年目には顧客や農家の方々と共同で香港での青果展示会に出展する際のメンバーに選ばれました。会場に来た各国のバイヤーにさまざまな果物について農家さんの思いを英訳して伝えたのですが、とても良い経験になりました。学生時代にしっかり身につけた英語力が自分を成長させられるチャンスにつながっているように思います。

新たな領域で国際物流の進化を支えたい

入社して4年目までに、目標としていた通関士と貿易実務B級の資格を取得することができました。今後はこれまで所属していた輸出課からDX室に異動し、デジタル技術を活用し業務の自動化・効率化のための仕組みを構築していく予定です。そのために今は、人の作業を自動化するためのツールであるRPAやプログラミングを勉強中。英語がまったくできず自信がなかった私が、ECC国際外語での3年間で英語力を伸ばして自信を得られた経験を糧に、国際物流を支える人材としてこれからも挑戦を続けていきたいと思います。