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コンテスト・学生作品

ギャングカラーズ

ECCEXPO2020 ゲームソフト部門 プログラム賞

  • 制作期間 : 2019年9月~2020年2月
  • 作品カテゴリ : ゲーム
  • カレッジ名 : ゲーム・クリエイティブカレッジ
作品概要
スピード感とパーティープレイの楽しさに主眼を置いたゲームです。

<ゲームデザイン面>
パーティプレイの楽しさを引き立たせるために、補給所やアイテムなどといった要素を用いて、プレイヤー同士の接触を促しています。さらに、補給所は通過のみで回復するようにし、スピード感を損なわないように設計しています。3D空間を活かすため、高低差を多く設け、壁などを走行できるようにする事でさらにスピード感を得られるように考えています。カラースタンプなども空中でのスピード感を演出しつつ、着地すると速度が0になり、他のプレイヤーに狙われやすくなるなどのリスク・リターンを考えています。
<アート面>
ラクガキをいたるところに施すというゲーム性にあわせるために、比較的書き込みを少なくし、シンプルに抑えつつ、窓の光加減などを変え、街並みに変化をつけています。さらに、壁走行時に邪魔にならないように、凹凸を少なく設計しています。
<プログラム面>
3D空間のオブジェクトに対する塗りを実現。対象のオブジェクト全てに塗り情報テクスチャを必要とするため、メモリ最適化などを同時に行いながら実装しました。また、塗りポイント計算が必要だったため、ワールド座標における塗り情報テクスチャのピクセルの重みを計算し、ポイントの精度を高めました。アクション要素の強いゲーム性ですが、プレイヤーや塗りのリアルタイム通信を完成させました。
備考
■チームメンバー
〈ゲームデザイン・雑務全般〉
ゲーム開発エキスパートコース ゲーム企画専攻 4年生 淺田 健太

〈アートD・エフェクトデザイナー〉
ゲーム開発エキスパートコース ゲーム企画専攻 4年生 豊永 賢

〈タスクマネージメント〉
ゲーム開発エキスパートコース ゲーム企画専攻 4年生 三間 渓佑 

〈サウンドすべて〉
ゲーム開発エキスパートコース ゲームプログラム専攻 4年生 藤原 伊吹 

〈リードプログラマ〉
ゲーム開発エキスパートコース ゲームプログラム専攻 4年生 眞部 智也

〈メインプログラマ〉
ゲーム開発エキスパートコース ゲームプログラム専攻 4年生 山村 豊 

〈背景モデラー〉
ゲーム開発エキスパートコース ゲームCG専攻 4年生 勝瀬 竜樹 

〈キャラモデラー〉
CGデザインコース 3DCG専攻 3年生 中島 隆太 

〈モーション〉
ゲーム開発エキスパートコース ゲームCG専攻 2年生 中垣 沙菜 

〈ネットワーク〉
IT研究開発コース ネットワークエンジニア専攻 3年生 柏木 建佑 


〈受賞者コメント〉
一言で言うと安心しました。
僕たちのチームは少し変わっており、ゲーム開発が初めての人が2名、学年違いが1名、学科が違うIT科の生徒が1名でした。しかも総員10名の大所帯。なので、様々な認識の違いや戸惑いがあり、こんなチームでやっていけるのか?と心配になっていました。そんな中でもプランナーのわがままに付き合ってくれたりしたチームメンバーに受賞という形で恩返しができたので、安心しました。受賞に至った一番の要因は通信プレイだと思います。自分たちの作品はIT科の生徒が協力してくれたことによって、家でも通信プレイが可能な状態にまでなっています。さらに、ラグも少なく快適なプレイが可能です。それ以外にもアイテムの実装や落書きのプログラムなどの様々な実装が行われていながらもバグが少ない、というのが評価ポイントだったと思います。それ以外にも、シーン遷移の演出やリザルトのカメラ演出など様々なこだわりを持って作っております。