プロの現場で大切なことは、
「チーム制作」授業で教わった。
株式会社カプコン
2016年4月入社
ゲームプログラマ
岩本さん
ゲーム・クリエイティブカレッジ
ゲームプログラム開発コース
粉河高等学校出身
「こうすれば、もっと面白くなる」
プレイヤー時代の思いが原点。
弊社シリーズタイトルの新作に新しい機能を実装する。それが、今取り組んでいるミッションです。所属している制作チームでは、職種の垣根を越えて全員が新機能のアイデアを持ち寄るのですが、私の場合、プレイヤーだった頃の「こういう機能を追加したら、もっと面白くなる!」という思いがアイデアの素になっています。子供の頃から大のカプコンファンだったので、アイデアはいくらでも出てきますね。あとはSNS上のユーザーの声も参考にしています。プログラマとして参加した作品への評価もこまめにチェックしていますが、
自分がこだわった機能がユーザーに認められると本当に嬉しいですね。厳しい意見を読むと落ち込みますが、次作への参考意見として受けとめています。
「先生との距離の近さ」が
ECCcomp.を選んだ理由。
小学生の時の得意科目は図画工作。もともとモノづくりが好きだったので小さい頃の夢は建築家でした。そんな僕がゲーム業界に興味を持ったきっかけは、中学・高校時代にハマった「自分で好きなようにステージやキャラクターを作れる『クリエイト機能』搭載のアクションゲーム」。自分のアイデアをカタチにする面白さを知り、ゲームプログラマになるために専門学校への進学を決めました。入学前は色々な学校のオープンキャンパスに参加しましたが、ECCコンピュータは先生との距離の近さが印象的でしたね。先生というよりゲームに詳しいお兄さん、という雰囲気で「ここならのびのび勉強できそう!」と思い、入学を決めました。
学校で学んだ知識や技術が
プロとしての土台に。
「クリエイト機能」のあるゲームが大好きだったとは言え、入学前はプログラミングについては素人でした。今、プロの現場で駆使している知識や技術は、ほぼすべて学生時代に身につけたものが基礎になります。入社してから「学校の授業はホントに実践的だったんだな。」と実感しています。授業の中で、特に役に立ったと思うのは「チーム制作」ですね。プロの現場では50名以上が連携しながらゲームを制作することもありますが、スタッフとのコミュニケーションの取り方など学校時代の経験が生きています。本音としては、入社前は「プロのチームはまったく別モノだろうな」と思っていたんです。もちろんスケール感は違いますが、制作工程やスタッフとの連携の仕方など本質的な部分は、学生時代のチームとほとんど同じ。プロの現場に必要なスキルが身につくので、入学したら積極的に取り組んでほしいですね。
COMPANY PROFILE
株式会社カプコン
コンシューマー(家庭・個人向け)ゲームを強みとする大手デジタルコンテンツメーカー。近年ではPCオンラインゲームやソーシャルゲームの開発にも注力しており、グローバルで影響力のある地位を確立している。代表作には、「バイオハザード」「モンスターハンター」「ストリートファイター」「戦国BASARA」「デビルメイクライ」「ロックマンシリーズ」など。プラットフォームを問わず、多くの人に感動を与えるコンテンツを生み出し続けている。