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嶋田 嶋田

人と人をつなぐ。
プランナーは現場のパイプ役。

嶋田

ケーツー

2017年4月入社
ゲームプランナー
嶋田さん

ゲーム開発エキスパートコース
ゲームプランナー専攻[4年制]/2017年卒業
赤穂高等学校出身

ゲームの魅力が伝わるUIを作りたい。

アクションゲームのUI(ユーザーインターフェース)のプランニングを中心に担当しています。具体的に言えば、UIで表示する内容や操作する際のフローを考え、仕様書を作ってプログラマやデザイナーにカタチにしてもらう、といったところでしょうか。プレイヤーが快適に操作できることがUI設計の基本ですが、特に気をつけているのは「作り手が楽しんでほしい部分」が伝わるUIになっているかどうか。わかりやすさを重視するあまり、ゲームの雰囲気や世界観が損なわれては、意味がありません。そのバランスを調整するのが、UIプランナーの難しさですかね。プライベートでゲームを遊んでいても「このUIは、どういう考え方で作られているんだろう?」ということが気になります。

ゲーム制作の現場は、 人間関係でできている。

ゲームプランナーと聞くと企画書や仕様書を書く仕事をイメージされると思いますが、一番時間を費やしているのは、各スタッフとのミーティングです。ゲーム制作にはさまざまな人間が関わりますが、プランナーがまとめ役になることが多いです。UI制作にあたって作業の方向性にズレがないかを確認するためにも、コミュニケーションを取ることを大切にしています。学生時代から人と話すことは苦手ではなかったのですが、仕事上のコミュニケーションはまた違いますね。自分なりに試行錯誤していますが、いま大切にしているのは「相手の気持ちに寄り添うこと」。各スタッフの意見が合わない時は、それぞれの気持ちに寄り添って、みんなが納得できるポイントを見つけるように心がけています。

学校で身につけた国際感覚が武器に。

ゲーム業界は国際化が進んでいると言われますが、私もフランスの方と同じチームで仕事をしています。ある程度は日本語でコミュニケーションを取れるのですが、やはり100%意思疎通できる訳ではありません。話し方を工夫したり、話す順序を変えてみたりと試行錯誤していますが、コミュニケーションの勉強になりますよ。海外の方とのやり取りが苦にならないのは、ECCコンピュータ出身者の強みかも知れませんね。英会話担当の外国人の先生がいたり、留学生と一緒に勉強できる環境があるなど、世界を身近に感じられる学校ですから。英語が話せなかったとしても、国際感覚を身につけることは、この仕事で絶対にプラスになると思います。

COMPANY PROFILE

ケーツー

株式会社カプコンのグループ会社として、ゲームソフトウェアの企画・開発を行う制作会社。「クリエイター」を原点とし、ゲーム作りを通じて「自立し、成長し合える組織」をめざしています。ポジションに関係なく社員全員が一丸となって色々な視点から面白さについて提案し、ユーザーが満足できる遊びを創造する会社です。