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写真右:金田さん 写真左:松田

毎日が学びのヘアメイク。
目指したいなら「とりあえず動いてみて!」

fico.


写真右:金田さん 写真左:松田さん

ECCアーティスト美容専門学校
ヘアメイクアーティストコース

ヘアメイクを目指したきっかけは
「ファッション誌」「映画のエンドロール」

金田さん:ヘアメイクとの出会いは、中学時代に読んでいたファッション誌です。誌面に登場するオシャレな人の職業欄に書かれていたのは「ヘアメイクアーティスト」。そこからヘアメイクという仕事を意識しはじめました。当時から友人たちにメイクをすることが好きで、メイクした彼女たちを使い捨てカメラで撮り溜めるほど。彼女たちから「才能あるで!」なんて言われ、「私ヘアメイクになれる」と自信をつけてECCアーティストに入学しました。卒業後は留学やアシスタント、フリー時代を経て、出産を機に事務所を設立。現在は信頼できる仲間とともに仕事をしています。

松田さん:元々興味があった美容師さんからヘアメイクに進路を変えたのは高校時代。映画を観ていた時、エンドロールにふと見つけた「ヘアメイク」の文字に、同じ美容業界の中にはそういう職種もあると気付いたことがきっかけです。撮影にも興味があったので、ヘアメイクを目指してECCアーティストへ入学。卒業後の進路として、美容師の経験を積んでからヘアメイクになる道も進められましたが、私は憧れの道に一直線。インターンでお世話になっていた金田さんに連絡し、アシスタントからスタートしました。2年半後にデビューし、映画やドラマにもヘアメイク応援として参加。アイドルやバンドのヘアメイクとしても活動しています。

アシスタント時代は
「人生にとって大切な時間」「2倍速で!」

金田さん:ECCアーティストを卒業後は、チューター(指導員)として1年間学校で働き、その後、夢だった留学を経験。帰国後にアシスタントとして現場に入りました。厳しい師匠のもとで修業した2、3年は、本当に面白い話が盛りだくさん(笑)。このアシスタント期間こそが、「人生で大切な時間」だったと今でもはっきり思います。
そしてアーティストの立場になった今、振り返って感じるのは、「当時の私は自分の気持ちを押し付けていた」ということ。アシスタント時代は、「私はここまでやっているのに」と、悔しい思いをしたこともありました。でも、どれだけ「自分はやっている」と思っていても、それが相手の求めていることと違えば意味がない。どこかで「自分はできている」というプライドを持っていた私の鼻を、師匠がへし折ってくれたことで学べた、貴重な経験でしたね。

松田さん:アシスタント時代、師匠である金田さんからよく言われていたのは「2倍速で!」という言葉でした。私は行動そのものが遅く、なかなかスピード感を持てずにいました。
なかでも「先のことを考える」ことがどうしても苦手で…。アシスタントとして次に何が必要なのか、次はこの現場だからこれを変えておこう、といった先回りした行動がなかなかできませんでした。そのせいで、最後の方には「3倍速!」なんて言われることも(笑)。ですが、さまざまな現場を経験するうちに、次の行動が自然と想像できるようになり、少しずつ動けるようになっていきました。

アーティストとしての成長
「等身大の自分でいること」
「後輩の質問を自分の経験でアドバイス」

金田さん:「奇をてらうな、かっこつけるな」つまりは「等身大の自分でいること」。アシスタント時代に師匠から言われ、今も大切にしている言葉です。自分の作品や仕事が必ずしも正解ではないのがヘアメイク。クライアントから指摘されても素直に受け取れるかが重要になります。自分を大きく見せていると、「これが正解だ」とかっこつけてしまうことに繋がりかねません。「直したいのでちょっと時間ください」と言える。そんな勇気も持てることが大切ですね。

松田さん:アーティストデビューしてからは、アシスタントや後輩と関わることも増えました。彼女たちからの質問に自身の経験談をもとに答えることが多くなり、自分の成長を感じます。アドバイスする時に自分がどうやって挑んでいるのか、改めて自分の行動を見つめ直すきっかけにもなり、勉強になりますね。

ヘアメイクアーティストの私。
「今でも現場は毎回学び。飽きない仕事」
「師匠と対等に話せるように」

金田さん:ヘアメイクの中にも様々な仕事がありますが、私たちはクライアントさんを相手にすることが多く、まずはクライアントさんに満足していただけることが重要になってきます。毎シーズン呼んでいただける仕事もありますが、同じカメラマンさんと同じモデルさんでも、同じ仕事は1つとしてありません。新しいコスメも次々に登場しますし、自分も毎回挑戦の日々です。だからこそ毎回反省点があり、毎回学びがあるからこそ、毎回楽しい。単純作業にならない毎日は進化の日々です。飽きない。これに尽きますね。

松田さん:アーティストになってから師匠である金田さんとの会話に変化があり、楽しいです。同じモデルさんを違う現場でそれぞれが担当する時、髪質や肌質のこと、試したメイクで良かったことなど情報共有しています。今までにはなかったことですし、「同じ舞台にいる」と感じることができてとても嬉しいですね。アシスタント時代には、私は質問することさえ苦手で…。聞かれたときも「間違えたらどうしよう」と考えこんでしまう癖がありました。今は経験を積んだことで、深掘りした会話も出来るようになり、人としての成長を感じています。
これからヘアメイクを目指す人には「考えずに動いてみて」とお伝えしたいですね。いつかお会いできる日を楽しみにしています。